小型オシロスコープDSO-510を買いました
Fnirsiの小型オシロスコープ DSO-510を購入しました。
信号発生器機能もある2in1タイプです。
メーカーページ: https://www.fnirsi.com/products/dso-510
購入先はAliExpressの公式ストアで、価格はセールとかクーポンを使って3000円、通常でも5000円程度で購入できます。
16日に買って23日に届いたのでおよそ１週間、思ってたより早く到着しました。
自分はこのメーカーというかオシロスコープを初めて買ったのですが、Fnirsiは中国の激安オシロスコープ界隈の中では有名なブランドのようです。
スペック
※オシロスコープ初心者なのでそれぞれの値が何を意味するかはよくわかっていません
オシロスコープ
- チャンネル数: 1
- サンプリングレート: 48MS/s
- 帯域幅: 10MHz
- 垂直感度: 10mV ~ 10V
- 測定範囲: ±40V
信号発生機
- 周波数: ~50kHz
- 振幅: 0.1V ~ 3V
- 波形: 正弦波、矩形波、のこぎり波、半波整流、全波整流、階段波、逆階段波、指数立上り、指数立下り、直流信号、マルチオーディオ、シンクパルス、ローレンツ
その他
- USB-C給電(5V 1A)
- 1000mAhバッテリー
- 320x240 2.8インチディスプレイ
- 重量 103.6g(実測)
内容物
- 本体
- 取り扱い説明書
- プローブ
- 変換アダプタ
- ワニ口プローブ
- 充電用USB-Cケーブル
- ストラップ
付属の取り扱い説明書は中国語と英語ですが、Fnirsiのホームページに日本語版もありました。
https://www.fnirsi.com/pages/manuals-firmwares?category=digital-oscilloscope
同じような小型オシロスコープにDSO150という製品もあるのですが、こちらと比べるとオシロスコープとしての性能向上はもちろん、USB給電でバッテリー駆動など、使い勝手の面でも改善が見られます。ところでこのDSO150、現時点で8700円なのですが、もっと安く無かったっけ？と思い調べたところ、以前は3500円だったようです。一体何が...
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g112972/
外観
写真では紫に近い色ですが、実物はかなり青色でオモチャ感があります。
サイズは99×68×20 mmでRaspberryPiより一回り大きいくらい
使い方
左下↙️の電源ボタンを押すと起動します。初回起動時に言語設定が表示され、英語と中国語を選ぶことができます。
正直、操作はあまり直感的ではないです。ボタンの数が少ないため挙動がモードによって違い、始めは戸惑いますが、説明書にある対応表を見ながら使えばすぐに慣れると思います。
海外のYoutuberのレビューで詳しく説明されているので、これを見れば大体わかると思います。
https://youtu.be/Xx78aBCxnCU
オシロスコープ
本体上部にDSOとDDSと書かれたコネクタがあります。DSOがオシロスコープ、DDSが信号発生装置です。
なので、DSOに付属のプローブを差し込むのですが、直接は刺さりません。
本体のコネクタが小型のため、通常のプローブはそのままでは接続できず、付属の変換アダプタを使う必要があります。
プローブはx1とx10を選択できます。x10にするとプローブ内部の抵抗によって電圧が分圧され、入力上限 ±40Vの10倍 = ±400Vの電圧を測定できます。なのでお家のAC 100Vの波形を直接見ることも可能です。(怖いのでやりませんが)
ボタン操作
AUTO: 表示を自動でいい感じに調節してくれます
MODE: 波形の操作モードの切り替え
MODE長押し: 測定モードなどの設定 (note. 戻るときもMODE長押し)
RUN: 波形表示の一時停止
RUN長押し: スクリーンショット
スクリーンショットと取り込み
オスロスコープの測定中にRUNボタンを長押しするとスクリーンショットを撮ることができます。MODE長押し→Image から表示できます。
また、PCと接続して転送することもできます。設定からUSB Sharingを選択しONにすると、PCと接続するよう表示が変わります。この状態でPCと接続すると、USBメモリが接続されたように表示されます。
Screenshot fileフォルダを開くとbmp形式の画像が入っています。
